Harry-Kane(C)GettyImages

ケインが目指すは自国開催のEURO2028での優勝「母国で優勝するのは夢のようなこと」

イングランド代表FWハリー・ケインは、2028年にイギリスとアイルランドの共催で行われるEURO2028までプレーしたいと考えているようだ。

2030年ワールドカップ(W杯)の招致を目指していたイギリスとアイルランドは、モロッコ、ポルトガル、スペインの3カ国がホストを務めることが決定したことで、今度はEURO2028の開催に尽力。そして10日、スイス・ニヨンのUEFA本部でEURO2028の開催国が発表され、イングランド、北アイルランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの共同開催が決定した。

この決定を受けてケインは、EURO2020の決勝でイタリアに敗れたウェンブリーで優勝するチャンスが巡ってきたことを「夢のようだ」と主張。もし2028年までプレーすれば35歳目前となるが、そこまでを目標にプレーしたいと口にしている。

「スポーツやサッカーの世界では、30歳を過ぎるともう終わりだと思われるものだ。でも、僕が今考えているのは、キャリアの後半戦が始まったということなんだ。最高レベルで9年か10年やってきたけど、これをあと8年か9年は続けたいね。リカバリー、スポーツ科学、ゲームの適応方法によって、選手はより長くプレーできるようになったんだ」

また、ケインは30代になってもトップレベルでプレーしている選手の例としてクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシを挙げ、「私生活、家族、子供など、すべてが落ち着いているのだろう。自分の体も快適だし、精神的にも快適だ。だからサッカーに集中できるんだ」と強調。最後に「来夏のドイツだけでなく、(2028年に)ホームで、ウェンブリーで試合をすれば、前回のEURO(2020)の記憶がよみがえるだろう。大会で優勝することは特別なことだが、母国で優勝するのは夢のようなことだ」と語り、EURO2028への思いを明かしている。

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