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Foden Alexander Arnold EnglandGetty

“EURO史上ワーストグループ”首位通過…イングランドに記者「はっきり言って低調。課題は山積み」

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スロベニア代表とスコアレスドローに終わったイングランド代表について、有力メディア『The Athletic』が分析している。

EURO2024の優勝候補の一角として期待されたイングランド。初戦のセルビア戦を1-0で勝利したが、シュート本数やボックス内タッチ数などスタッツ面で相手を下回るなど苦しい試合に。すると続くデンマーク戦は1-1、最終節スロベニア戦はスコアレスドロー。勝ち点5でグループC首位通過を決めたものの、そのパフォーマンスには現地メディア、OB、解説者などからも批判が集中している。

スロベニア戦ではスタンドで居眠りするファンの姿が話題になった他、試合後にはガレス・サウスゲート監督に対してブーイングも発生。さらに一部観客が指揮官へ物を投げつけるなど、強烈に不満を示していた。

『The Athletic』のオリバー・ケイ記者は「EURO2024の3試合中、ブーイングは2度目。ひどく期待外れのパフォーマンスに終止したためだ」としつつ、以下のように指摘している。

「しかしスロベニアとの惨めなドローは、グループCの1位を確定させるに十分だった。3試合で1勝2分け(得点はわずか2)にもかかわらず。このグループは6試合中5試合が引き分けとなり、総得点7はEUROのグループステージでワースト記録となった」

その上で、イングランドの決勝トーナメントについて分析。1回戦ではグループD~Fの3位チーム(現時点ではオランダが有力)と対戦し、勝利すれば準々決勝はスイスvsオランダの勝者となる。ケイ記者は、スペイン、ドイツ、ポルトガル、フランスら強豪と反対の山に入ったことは「幸運」としつつも、以下のように締めくくっている。

「だが、率直に言って、EURO2024のイングランドは低調だ。確かに、国際大会で最初から最後まで自由なサッカーを展開して勝つチームはほとんどない。それでも、サウスゲートと選手たちは、抽選で生まれたチャンスを活かすためにもやるべきことは山ほどある」

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