現地時間6日、W杯欧州予選が各地で行われ、イングランド代表はヴィラ・パークでアンドラ代表と対戦した。
グループKで3戦3勝、無失点で首位を快走するイングランドは、サカ、パーマー、フォーデンらを欠くものの、トップにケイン、右にマドゥエケ、左にラッシュフォード、トップ下にエゼという攻撃陣で臨み、立ち上がりからボールを保持してアンドラを圧倒。ケイン、エゼが積極的にシュートを狙い、23分には右サイドからのリース・ジェイムズの折り返しをニアサイドのマドゥエケが触り、さらにその先にはケインが待ち構えていたが、一歩届かなかった。
それでも25分、エリア内右でボールを受けたマドゥエケが左足でクロスを入れると、頭でクリアしようとしたクリスチャン・ガルシアのヘディングがそのままゴールに決まり、オウンゴールでイングランドが先制する。
1点をリードし、試合を支配しながらも、前半のシュートがわずか5本に終わったイングランド。後半も圧倒的にボールを保持してアンドラ陣内へと攻め入る。
50分、エゼのシュートはGKアルバレスがはじき、こぼれ球をラッシュフォードが狙うもゴール右へとわずかに外れる。さらに直後には相手ゴール前でアンダーソンがボールを奪い、ケインからのリターンを受ける決定機も、押し込むだけのシュートはGKがわずかに触り、こぼれ球を頭で押し込もうとするもDFにブロックされた。
迎えた67分、右サイドからのR・ジェイムズの鋭いクロスを、ファーポストに走り込んだライスが頭で合わせ、イングランドが待望の追加点を挙げた。
リードを広げたイングランドは直後、ライス、ラッシュフォード、R・ジェイムズを下げてゴードン、リヴラメント、ロジャーズを投入しさらなる追加点を狙う。
76分にグエイを下げてコンサ、78分にエゼを下げてモーガン・ギブス=ホワイトを投入したイングランドはその後も試合を支配し、最後までアンドラにゴールを許さず。3点目こそ奪えなかったものの、クリーンシートでW杯予選4連勝を飾った。
■試合結果
イングランド 2-0 アンドラ
■得点者
イングランド:OG(25分)、ライス(67分)
