イングランド代表のリー・カーズリー暫定監督は、正式な指揮官就任の可能性について語っている。
EURO2024まで8年間指揮したガレス・サウスゲート前監督が退任したイングランド代表。その後は正式な指揮官を指名せず、8月からカーズリー暫定監督に指揮を託している。同指揮官の下ではUEFAネーションズリーグ・リーグBを4試合を戦って3勝(1敗)を挙げているが、複数メディアで様々な指揮官候補が伝えられるなど、今後については不透明な状況が続いている。
そんな中、カーズリー暫定監督は『ITV Sport』で「11月以降も監督を続ける気はあるのか?」と問われると、「それについてはあまり考えていない。私の任務は6試合だったが、恵まれた立場にいられて幸運だよ。負けることは大嫌いだし、ここ数日は大変だったけどね」と語った。
さらに「正式な指揮官は断念したのか?」と問われ、「人々はいつもどちらかにしたがるが、上層部は私に何を求めているかはっきりと示してくれた。この仕事(イングランド代表監督)には、タイトルを獲得を成し遂げたワールドクラスの指揮官がふさわしい。私はまだ道を歩んでいる状況だ」とコメント。また「ワールドクラスの指揮官」について説明を求められ、「私が言いたかったのは、これがワールドクラスの仕事だということ。フットボール界で最高の仕事の1つだ」と答えている。
その一方で、「正式な指揮官就任についてイエスかノーと答えるのは気が進まない?」との質問には、「明らかに気が進まないよ。過去に別の暫定指揮官を務めた時は『この仕事をやりたくない』という気持ちが強すぎて、実際には仕事をしなかった」としつつ、以下のように続けている。
「暫定監督を依頼された時に話したのは、オープンマインドが重要ということ。そうすれば無謀な決断はしないで済む。この仕事は光栄だ。信頼されている感じるし、素晴らしい仕事だよ。誰が就任するにせよ、その価値は十分にあるはずだ」
