シュトゥットガルト率いるペレグリーノ・マタラッツォ監督はクラブを救うゴールを決めた遠藤航を「素晴らしいリーダー」と絶賛した。
14日のケルン戦は絶対に勝たなければいけなかったシュトゥットガルト。スコアが1-1のままアディショナルタイムに突入すると、CKからのボールをDF伊藤洋輝がニアでフリックし、ファーの遠藤がダイビングヘッドで決勝弾を叩き込んだ。この結果、同時開催の試合でボルシア・ドルトムントもヘルタ・ベルリンに逆転勝利を収めたため、シュトゥットガルトはヘルタをかわし15位に浮上したことで1部残留が決定した。
クラブマスコットや選手たちに押し倒され、得点者が遠藤だったことを後から知ったマタラッツォ監督だが、その劇的ゴールについて試合後、「みんな最後まで諦めず、自分たちを信じ続けて得た報酬。VfBファミリー全員にとって素晴らしい瞬間だったと思う」と表現。チームを勝利に導いたのは主将の遠藤だったことについてはこのように語った。
「あの瞬間、誰がゴールを挙げたのか確認できていなかたんだ。ネットを揺らしたことだけ見えていた。副審がフラッグを上げたか否か確認したが…。感動のあまりに言葉にできない」
「ワタルのあのゴールは信念のゴール。完璧に彼に値する。彼は何カ月も何年間も、うちで走り続け、キャプテンマークにふさわしいことを示してきた。素晴らしいリーダーであることを示し、私はワタルやチームのみんなとともにとても喜んでいる」
また同監督はそのゴールをアシストした伊藤についても言及。当初はBチーム入りの予定ながらトップチームで公式戦30試合に出場したDFのドイツでの初シーズンを振り返った。
「ヒロがこれほど早く定着できたことには全員がポジティブな驚きを覚えただろう。今シーズンずっと安定していたのは彼のサッカーの能力だけではなく性格も大きく関係している。新たなリーグにやって来たのだからね。もちろん、3~4試合で良いパフォーマンスを見せることはあり得るが、これほど安定感をもってパフォーマンスを維持できたのは彼の性格を物語るものだ」
「素晴らしいパフォーマンスだ。(ヘルタ戦前)2日間練習欠席を強いられ、試合前にちょっとだけチェックしただけなのにあれほどのプレーを見せたことは彼を物語る」
なおスヴェン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)もクラブ公式チャンネルで、遠藤がラストマッチで決定的な存在となったことについてコメント。「うちのキャプテンが最終的に我々に残留をもたらした2-1のゴールを決めたのは象徴的だった」とそのチームにとっての重要性を強調していた。




