Harvey Elliott England Netherlands Getty

U-21 EUROでの大活躍が移籍を進める?リヴァプール22歳MFの去就に現地記者「終わりを早めてしまったかも」

リヴァプールMFハーヴェイ・エリオットの去就について、イギリス『スカイスポーツ』が分析している。

2019年にリヴァプールへと加入し、これまで公式戦147試合に出場してきたエリオット。しかしアルネ・スロット監督が就任した今季は、シーズン序盤に足の骨折で2カ月の離脱を強いられると、その後もポジションを掴めず。公式戦28試合に出場したものの、プレミアリーグでの先発は優勝を決めた後のわずか2試合、計360分の出場にとどまっていた。

そんな22歳MFだが、現在開催中のU-21 EUROにイングランド代表として参戦中。オランダ代表との準決勝では後半に2ゴールを奪ってマン・オブ・ザ・マッチに輝くなど、5試合で4ゴールを挙げる大活躍でチームを決勝戦まで導いている。

しかし、このU-21 EUROでの大活躍が今夏の去就をさらに不透明にしているのかもしれない。『スカイスポーツ』のリチャード・モーガン記者は、「U-21 イングランド代表でのキャリアを華々しく締めくくろうとしているエリオットだが、リヴァプールでの将来はどうなるのだろうか?」とし、以下のように指摘した。

「彼は28日のドイツとの決勝戦で、華々しい最後を迎えることを切望しているだろう。だが再び見事な活躍を見せた場合、リヴァプールでの将来はさらに不透明になるかもしれない。間違いなく、最高の姿をこのスロバキアの地で見せていた」

「彼の獲得を願うクラブは、リヴァプールの決意を試そうと準備している。だが、彼自身がショーウィンドウの正面に自らを置いてしまったため、意図せずしてリヴァプールでのキャリアの終わりを早めてしまったかもしれない」

なお『スカイスポーツ』によると、エリオットに対してはフラム、ブライトン、クリスタル・パレス、レヴァークーゼンが関心を示している模様。本人はU-21 EURO開幕前の会見で「選手キャリアは短いし、何年も無駄にはしたくない」と移籍も検討することを明かしている。今後の動向に注目だ。

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