エジプトサッカー協会(EFA)は、同国歴代最多得点の記録を持つホッサム・ハッサン氏がエジプト代表の新指揮官に就任したことを発表した。
史上最多7度のアフリカ・ネーションズカップ(CAN)優勝を誇るエジプトだったが、現在開催されているCANはラウンド16でコンゴ代表にPK戦の末に敗戦。今大会を未勝利で敗退したことを受け、4日にルイ・ヴィトーリア監督の解任が発表されていた。
そんな中、EFAは火曜日、ルイ・ヴィトーリア監督の後任として、現役時代にエジプト代表で68ゴールを記録し、同国の歴代最多得点を持つホッサム・ハッサン氏が就任すると発表した。カイロ出身のホッサム・ハッサン氏は、エジプト代表のストライカーとしてCANで3度の優勝に貢献。クラブでは主に地元のアル・アハリやギリシャのPAOK、スイスでもプレーした。2008年に引退後、指導者になってからはエジプトのクラブやヨルダン代表の監督を務めた。
今回、ホッサム・ハッサン氏が監督に就任した中、現役時代にエジプト代表DFとしてプレーした弟のイブラヒム・ハッサン氏もチームディレクターに就任することが発表され、双子の兄弟でエジプト代表を率いることになっている。
