ドルトムントのマルコ・ローゼ監督は、チャンピオンズリーグ敗退を嘆いた。
24日に行われたチャンピオンズリーググループCでドルトムントは敵地でスポルティング・リスボンと対戦。アヤックスに連敗して後のないドルトムントは前半に2点を許す厳しい展開に。さらに74分にはエムレ・ジャンが退場となり数的不利に立つと、反撃もアディショナルタイムのドニエル・マレンの1点に終わり、1-3で敗れた。
これでスポルティングに交わされて3位に転落し、グループステージ敗退が決まったドルトムントのローゼ監督は試合後に「ひどい敗戦だ。我々の目標は年明けもすべての大会で戦い続けることだった。今、チャンピオンズリーグからの敗退が決まった。とても大きな痛手だ」と肩を落とし、思いを続けた。
「端的に言えば、妥協のないプレー、信念のあるプレーができなければ、負けにふさわしかったということだ。とても簡単に相手に得点を許してしまった。今夜、我々の対戦相手は我々よりも妥協がなく、決定力の面で優れていた」
「負傷者や欠場選手について話す時ではない。勝つために、ノックアウトステージに進むためにここに来た。10人になってからのほうが11人だったときよりもプレッシャーを掛けられていた。試合開始からこうなることを期待していた。我々は今、もっと妥協なく、決定力を高めるために取り組まなければいけない」
また、主将のマルコ・ロイスは『DAZN』で「ただ単にありえない夜になった。チャンピオンズリーグ敗退が決まった。僕たちが受け入れなければいけない厳しい現実だ。何が間違っているのか説明できない。でも、短時間の中にアップダウンがありすぎた。チャンピオンズリーグで3連敗は許されないし、そうなってしまえばグループ突破に値しない」と話し、失望をあらわにした。
「同じ過ちを何度も何度もやってしまっている。このような状況から巻き返すのがより一層難しいものになっている。スポルティングがそれほど攻めてこなかったことがこの結果をさらに受け入れられないものにしている。チームとしても良くなかったから、個々の過ちについて話すつもりはない。ゴールにつながるあのようなミスは明らかに不満の残るものだ」




