Sabitzer(C)Getty Images

ドルトムントが30億円でバイエルンMFザビッツァー獲得!ベリンガムが去った中盤での活躍に期待

ドルトムントは、マルセル・ザビッツァーの獲得を発表した。

2020年に加入して以降、中盤で大活躍し、昨シーズンの大躍進に導いたジュード・ベリンガムが今夏の移籍市場でレアル・マドリーに移籍したドルトムント。大きな穴を埋めるため、すでにフェリックス・ヌメチャを獲得するなど中盤の強化を図っている。

そして24日には、ブンデスリーガでの実績のあるザビッツァーを獲得。ドルトムントと同選手は2027年夏までの契約を結んだ。また、バイエルン・ミュンヘンに支払われる移籍金は1900万ユーロ(約30億円)程度になると伝えられている。

宿敵バイエルンからの移籍が決まったザビッツァーは、クラブの公式ウェブサイトで「このチームに加入できること、BVBのユニフォームを着用できることが待ちきれなかった。ボルシア・ドルトムント首脳陣との話し合いは素晴らしく、これからの数年間でチームがどれだけ野心的になりたいのかを僕に示してくれた。BVBが目標を成し遂げ、できる限りすぐにファンと特別なことを祝うためのすべての理由を得ることを約束する上で僕は自分自身の役割を果たしたい」と抱負を口に。

また、スポーティングディレクターのセバスティアン・ケール氏は「マルセルは何年間も国際舞台でプレーしてきた経験のある選手だ。彼はボックス・トゥ・ボックスの選手として攻守の両面でチームを強化できるセントラルミッドフィールダーという我々が探していたプロフィールにマッチする選手だ」と話し、期待を続けた。

「マルセルはフィジカル面で強く、ゴールへの脅威ももたらせる。彼の人間性によって我々のチームの重要な選手になれると確信しているし、激しい試合の中でさらに効果的になるために我々を助けられると思う」

RBライプツィヒで頭角を現し、2021年からバイエルンに在籍したザビッツァーだが、チームの主力に定着できない中、昨シーズンの後半戦をマンチェスター・ユナイテッドで過ごしていた。しかし、イングランドのチームでも新シーズンの構想に入れることはなく、買取されないまま今夏にバイエルンに帰還することが決まっていた。

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