ユヴェントスOBのパオロ・ディ・カーニオ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演した際、今シーズン限りでトリノを去る見通しとなったFWパウロ・ディバラについてコメントした。
今シーズン終了後に契約期間満了を迎えるディバラ。彼の去就を巡っては、2020年秋から契約延長へ向けた交渉が行われてきた。しかしクラブと代理人の間で折り合いがつかず、交渉は長らく停滞。昨年末には新契約の合意報道も伝えられていたが、サインには至らなかった。
そんな中、ユーヴェは今年1月の移籍市場でフィオレンティーナからFWドゥシャン・ヴラホヴィッチを獲得。若き逸材を新たなチーム構想の中心へ据え、かつては“次期主将”としてクラブの未来を託すはずだった背番号10番ディバラとの別れを決断している。
イタリアメディアで解説者を務めるユヴェントスOBのディ・カーニオ氏は、そんなアルゼンチン代表FWに言及。選手の精神面の不安定さなどを指摘して苦言を呈した。
「ユヴェントス幹部の立場ではなく、第三者として見れば、『(CEOのマウリツィオ)アリヴァベーネ、2000万ユーロ(約26億円)で5年延長してやれ』と言うかもしれない。どうせ自分がお金を払うわけではないので、2回しか良いプレーを見せなくても、目をつむるだろう」
「だが幹部の目から見れば、年間12~14試合も出場が計算できない29歳を、主将として頼りにすることはできない。確かに技術的な面ではリーダーになれるかもしれない。だが、感情的にもろい選手をチームに置くことはできない。順風満帆なら素晴らしいプレーを見せるが、物事がうまくいかない時の彼は、泣き虫の大きな子どもと言ってよいだろう」
「ユヴェントスがチャンピオンズリーグ(CL)決勝を戦った時、確かに彼はいた。だがその時、周りにいた選手たちは誰だったか? 確かに彼はいたが、(リオネル)メッシについて議論する時と話は同じかもしれない。バルセロナでの功績を批判することはできないが、ピッチで走らず、年間2ゴールしか挙げなければ、他の選手よりも批判されることになる」


