スパルに所属するFWフェデリコ・ディ・フランチェスコが、クラブ公式マガジン『スパル・マガジン』2020-21シーズン第22号の中でインタビューに応じ、元日本代表MF中田英寿氏との思い出を明かした。
昨シーズン、2年間の期限付きでサッスオーロからスパルに加わり、今年はセリエBを舞台に活躍を続けるフェデリコ。そんな26歳のスパルFWは、ローマOBで指導者でもあるエウゼビオ・ディ・フランチェスコを父に持つ。フェデリコは幼少期にまだ現役だった父に連れられ、ローマの練習場トリゴリアに通っていた頃を振り返る。
「父の現役生活の最後を近くで見守ることができて幸運だった。ローマでプレーしていた頃は、よくトリゴリアへ連れて行ってくれた。そこでは(フランチェスコ)トッティや(ガブリエル)バティストゥータといった王者たちを間近で観察することができた。あの頃は、どれほど自分が恵まれていたかを理解していなかったが、今になってその偉大な価値を実感している」
フェデリコは、自身の父とともに2000-01年にスクデットを獲得した元日本代表MFの中田氏との思い出も大切にしている。自身が中田氏との縁により、日本の新聞の一面を飾ったことを懐かしげに語った。
「好奇心をそそるような非常に楽しい出来事は今も覚えている。ある日のこと。ローマの練習が終わった後、僕は父とヒデトシ・ナカタと一緒にリフティングをしたんだ。ナカタを追いかけていた数えきれないほどの日本人記者たちの目の前でね。すると翌日、日本の新聞の一面に、この瞬間を収めた写真が掲載されたんだよ」
▶セリエA観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】


