dembele france(C)Getty images

代表合流直前に負傷交代→後半出場も再び負傷…デンベレ起用にフランス代表監督へ批判の声「必要あったのか?」

フランス代表FWウスマン・デンベレの負傷について、ディディエ・デシャン監督に批判が集まっているようだ。

2026年ワールドカップ欧州予選の開幕戦で、ウクライナ代表と対戦したフランス。開始10分でマイケル・オリーセがネットを揺らして先制すると、82分にはキリアン・エンバペが追加点を奪い、2-0で勝利を飾っている。

しかし、この試合のデンベレの起用が物議を醸すことに。パリ・サンジェルマンFWは代表合流直前の30日トゥールーズ戦(6-3)で2ゴール1アシストの活躍を残していたが、70分に負傷交代を強いられていた。それでも代表チームに合流すると、今回のウクライナ戦には後半から出場。だが、81分に太ももの裏を押さえながら負傷交代になっている。

そしてコンディションが万全ではなかったアタッカーの起用に関して、デシャン監督には批判の声も上がっている。『RMC』のジャン=ルイ・トゥーレ記者は「監督のマネジメントにミスがあった。無理に起用したように思う。チーム練習はたった1回だけで、6日前に筋肉を痛めたばかりだ。深刻なケガではないかもしれないが、あのタイミングで起用する必要はあったのか?」と指摘していた。

それでもデシャン監督は会見で、デンベレはプレーできる状態だったと断言。「そうでなかったら起用しなかっただろう。それに、痛めたのは逆の太ももだ。コンディションは良好だった。彼にとっては残念だが、このようなケガになってしまっている。問題があれば他の選手を起用していた。だが彼の考えやメディカルチェックから判断すると、少しも不安はなかった」と語った。なお、デンベレは代表チームを離れてPSGに復帰する可能性が高いことも示唆している。

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