ibrahimovic(C)Getty Images

「ミランはズラタンに始まりズラタンに終わる」「ナポリは優勝候補。手がつけられない」北川義隆氏がセリエA語る

サッカー実況でお馴染みの北川義隆氏が、先週末のセリエAについて「FOOTBALL FREAKS PLUS」で語った。

今シーズンは、『DAZN』の欧州サッカー番組「FOOTBALL FREAKS」の特別編として、『Goal』で「FOOTBALL FREAKS PLUS」と題したレビューを実施。今回は同番組に出演するセリエA通の北川義隆氏が、インテル対ミランとナポリ対アタランタを振り返った。

注目のミラノ・ダービーは、13分にズラタン・イブラヒモヴィッチが自身の獲得したPKを決めてミランが先制。さらに16分にもイブラヒモヴィッチが加点すると、その後の反撃をロメル・ルカクの1点にとどめたミランが勝利した。

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北川氏は「やっぱりミランはズラタンに始まり、ズラタンに終わる。試合後には『ミラノの街には王はいない、神がいる』と言ったり、『俺はベンジャミン・バトン』と言っているのがわかるぐらい良いプレーをしています。彼がいるといないとでは全然違う」と、39歳のスーパーストライカーを絶賛。さらに、「ケシエとベナセル、チャルハノールの中盤トライアングルが非常に良かったですね。あの大きなルカクをケシエが止めるのが凄い」と、中盤3選手のパフォーマンスを勝因の一つに挙げた。

また、昨季3位のアタランタをイルビング・ロサーノの2ゴールなどで4-1と粉砕したナポリについては、「強すぎてビックリしました。あのアタランタが4-1で負けるなんて」と驚き。続けて、「今年のナポリはちょっと手が付けられないと思います。優勝候補に挙げて良かった。オシムヘンはガットゥーゾ曰く、前から欲しかった選手で、得点王になるタイプではないが周りを活かせる。ナポリは2列目も点が取れるので、今後も良い試合を見せるのではないでしょうか」と、今夏にリールから推定6000万ユーロで獲得したヴィクター・オシムヘンが期待通りのパフォーマンスを見せていることに触れ、今季の躍進を予想した。

そのほか、『DAZN』で木曜日に配信される本編では、エヴァートン対リヴァプールのマージ―サイド・ダービーのレビューやエル・クラシコのプレビュー、“ワン・クラブ・マン”の投票結果などの内容でお届けされる予定だ。

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