21日のラ・リーガ第33節、バルセロナは敵地レアレ・アレーナ(アノエタ)でのレアル・ソシエダ戦に臨み、1-0で勝利した。DFダニエウ・アウベスは試合後、苦しみながら勝利を手にしたことへの満足感を表している。
10分にFWピエール=エメリク・オーバメヤンが今季ラ・リーガ9得点目を決めて、2試合ぶり(公式戦3試合ぶり)となる勝利をつかんだバルセロナ。終始ソシエダに押される極めて厳しい試合展開で、何とか逃げ切った形だった。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じたD・アウベスは、次のような感想を述べている。
「難しい一戦になることは分かっていたさ。ここの試合はいつだって、本当に難しいからね。前半、僕たちは苦しむことになったが、苦しむに耐える術は知らなくちゃいけない。フットボールで勝利をつかむには苦しみを伴う。でも苦しんだって勝たないといけないんだ。フットボールで勝つのは骨が折れることだが、それでも勝つんだよ」
「早々にゴールが決まったこと? 僕たちはプレッシングを仕掛けたかった。それがゲームプランだったんだ。彼らの中盤はダイヤモンドで、そこで優位性を手にしようとしてたから自分が中央へと移動しなきゃいけなかった。それでも僕たちは何度かボールを奪い、ゴールを決めることもできた」
チャビ・エルナンデス監督の就任や、D・アウベス含めた冬の補強によって復活を果たしたバルセロナ。それでも第33節現在、レアル・マドリーの優勝を阻止することはほぼ不可能な状況となっている。今の心境を問われたベテラン右サイドバックは、こう返答している。
「実際、僕たちは遅れてやって来たんだと思う。僕たちが事前に到着していなかったことは、彼ら(マドリー)にとってラッキーだった。でも、人生ってこういうものなのさ。僕たちは勝ち点3を獲得するために尋常ではない努力をしてきた。ただ繰り返すけど、彼らがラッキーだったのは、僕たちが前からここにいなかったことなんだよ」




