ベルギー1部ヘントに所属するFW横田大祐が、期限付きでのブンデスリーガ2部カイザースラウテルン入りに迫っているようだ。移籍市場を専門とするベルギー人ジャーナリストのザシャ・タヴォリエリ氏が明かしている。
現在24歳の横田は川崎フロンターレ下部組織育ちの右ウインガー。2018年夏にドイツのFSVフランクフルトのU-19チーム、カールツァイス・イェーナのセカンドチームなどを経て、2023年2月にポーランド1部グールニク・ザブジェに加入した。元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキもプレーする同クラブでは、9ゴール3アシストをマークするなど活躍。そして、今年1月にDF渡辺剛やGKシュミット・ダニエルが所属するヘントに渡っていた。
しかし、同クラブはこれまで公式戦13試合に出場して1ゴール3アシストを記録している横田を1シーズンの期限付きで送り出す模様。タヴォリエリ氏は29日に自身の『X』で「バファローズ(ヘント)&カイザースラウテルンは1シーズンのローンディールで合意に至った」と同選手がドイツへの復帰に迫っていることを伝えた。
なお、ブンデスリーガ優勝経験もあるカイザースラウテルンは現在、第3節が終了した2部で5位に位置。加入が決まれば、横田は同クラブ史上初めての日本人選手となる。
