Daisuke Yokota Kaiserslautern 02212025(C)Getty Images

横田大祐、独2部カイザースラウテルン退団が決定…サポーターに感謝「僕の人生のハイライト」

MF横田大祐は、今季ヘントからレンタル移籍で加入していたブンデスリーガ2部カイザースラウテルンに残留しないことがわかった。クラブは20日、公式SNSを通じて、期限付きで在籍していた4選手の退団を発表している。

現在24歳の横田は、昨夏に1年間の期限付きでカイザースラウテルンに加入。公式戦26試合に出場し、4ゴール2アシストを記録した。膝の問題などもあり、シーズンを通してコンディションを万全には保てなかったものの、左利きの右ウィンガーとしてその突破力を武器にサポーターの心をつかんだ。

カイザースラウテルンは20日、「サヨウナラ、ダイ! またね、マクシとティム! 元気で、グラント!」とのメッセージを添えて、レンタルで加わっていた横田(ダイ)、マクシ・バウアー(アウクスブルク)、ティム・ブライトハウプト(同)、グラント・ラノス(ボルシアMG)の退団を発表。感謝の言葉をもって送り出している。

クラブ専門メディア『Der Betze brennt』は、「特に横田大祐の退団は、多くのファンにとって辛いだろう。ドリブルに優れたKAAヘント所属の日本人選手は、シーズンを通して主力として起用され、25試合で6つの得点関与を記録した」と伝えたうえで、「カイザースラウテルンは買い取りオプションを保有していなかった」とも報じた。

一方、いったんヘントへ戻ることになった横田は、自身のSNSで「この素晴らしいシーズンを通しての応援、本当にありがとうございました。皆さんがくれたものはかけがえのないもので、僕の人生のハイライトです。ベッツェンベルクのスタジアムで感じた感情と情熱を超えるものは、おそらく今後もないでしょう。その場にいた人にしか分からない感覚だと思います」と感謝を込めてコメント。続けて、「皆さんの幸せを心から願っています。また会いましょう。ドイツで最も素晴らしく、伝統あるクラブのひとつに別れを告げて、僕もまた前に進みます。不可能なことなんてないと信じています」とも綴った。

なお、カイザースラウテルンは今季を7位でフィニッシュ。シーズン中盤には昇格争いにも加わったが、最終的には3位エルヴェルスベルクと勝ち点5差の53ポイントでシーズンを終えた。

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