フランクフルトとの契約満了が迫る日本代表MF鎌田大地だが、夏にフリーでの退団が決定的になっているのかもしれない。
2019年からフランクフルトのトップチームで本格的にプレーを始めた鎌田。すると公式戦150試合以上に出場し、37ゴール31アシストをマーク。昨季はヨーロッパリーグ優勝の立役者となると、今季はチャンピオンズリーグでも3試合連続ゴールをマークするなど、中心選手として活躍を続けている。
そんな鎌田だが、フランクフルトとの現行契約は今季で満了となる。クラブ側は契約延長を熱望してオファーを送ったことが伝えられているが、未だ実現していない。そして先日マルク・クレシェ強化担当は、ドイツ『スカイ』に対し「今後数週間のうちに決まる」と語っていた。
しかし、やはりフリーでの退団が決定的なのかもしれない。『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、フランクフルトはケルンのチュニジア代表MFエリス・スキリに関心を示しており、契約満了後フリーでの加入に向けて準備を進めているという。また『sport1』は、同じく今季限りでフリーとなるホッフェンハイムMFデニス・ガイガーへの関心を強めていると報じている。
そして『sport1』のクリストファー・ミシェル記者は、「両者への関心は、鎌田が契約を延長しないこと、さらに(ジブリル)ソウも退団を希望していることを決定的に示している」と指摘。フランクフルト中盤の主力2人が今季限りで退団する可能性が高いと指摘した。
なお『リヴァプール・エコー』は、エヴァートンが鎌田との契約に関心を持っていると報道。以前にはトッテナムやリーズ、またバルセロナやドルトムント、ベンフィカなど、数多くのクラブとの関連が噂されている鎌田。来季以降はどこでプレーすることになるのだろうか。