日本代表MF鎌田大地が取材に応じ、コスタリカ代表戦へ意気込みを語った。
カタール・ワールドカップ初戦でドイツ代表相手に2-1で大きな勝利を掴んだ日本代表。27日のコスタリカ戦では、勝利すればドイツ対スペイン戦の結果次第で決勝トーナメント進出が決まる可能性もあるなど、大きなアドバンテージを持って第2戦目を迎える。
ドイツ戦ではフル出場して勝利に貢献した鎌田だが、改めて初戦を振り返り「勝ち点1以上って考えてて勝ち点3を取れたのは、自分たちが決勝トーナメントへ進むと考えた上では、本当に大きなポイントだったと思います。本当に大きいものだなと」とし、3ポイントを獲得できたことを喜んでいる。
第2戦で対戦するコスタリカだが、初戦のスペイン戦は0-7と大敗。シュートも1本も放てず、完敗を喫している。後が無い状況のために日本戦では積極的に出てくることも予想されているが、鎌田は相手の特徴について以下のように語っている。
「（ワールドカップ）予選を見ても最後の部分で戦ってきたり、体を当てて、みんなで守っている。大量得点しているイメージはないですけど、セットプレーだったりで点を入れて、しっかり守り切るっていうイメージ。自分たちはある程度ボールを持てると思いますし、引かれた相手に対しても足元のあるメンバーが多い。相手に引かれてもうまく崩していけるのかなと思います。日本も1人で打開できる選手がいるので彼らが得意とする部分は任せて、自分は最後の部分に集中したりですね」
そして大一番へ向け、「コンディションは問題ないですね。自分はフランクフルトで中2日、3日でもほとんどフルで出てました。中3日あるので、コンディションの面では心配はしていません」と体調は万全であることをアピールした。
12月1日のグループリーグ最終節は強豪スペイン戦であることを考えると、コスタリカ戦では3ポイントが必要とされる日本。今季はフランクフルトで12ゴールと好調の26歳だが、大一番で突破に導くゴールを奪えるだろうか。