クラブワールドカップ決勝トーナメント1回戦が行われ、ベンフィカとチェルシーが対戦した。
チェルシーはリアム・デラップ、コール・パーマー、エンソ・フェルナンデスらが先発。前半からチェルシーが押し込むと、パーマーやククレジャが決定機を生み出す。しかし、GKアナトリー・トルビンが好守で防ぎ、ククレジャのエリア内からのシュートもDFが頭で跳ね返し、スコアレスのまま前半を終える。
後半に先制したのはチェルシー。64分、ゴール左からのFKをリース・ジェームズが狙う。ニアサイドを突いたボールがそのままゴールへ吸い込まれ、待望の先制点を挙げる。
試合は終盤を迎える中、悪天候により一時中断に。長時間の中断を経て再開されると、終了間際にドラマが待っていた。アディショナルタイムにハンドでベンフィカがPKを獲得。アンヘル・ディ・マリアが冷静に正面に流し込み、ベンフィカが同点に追いつく。
延長戦に入ると、ジャンルカ・プレスティアーニが2枚目のカードで退場に。104分にはチェルシーが左サイドを崩し、折り返しをパーマーが右足で合わせる。しかし、GKトルビンが好守で防いだ。
108分についにチェルシーが勝ち越し。高い位置でモイセド・カイセドが奪ってパーマーが持ち運ぶと、左のカイセドへ。カイセドがシュートを放つとGKがセーブし、こぼれ球をクリストファー・エンクンクが押し込む。
さらに114分にはカイセドが高い位置で奪って、左サイドのペドロ・ネトが独走。左足で冷静に決め、決定的な3点目を挙げた。
直後にも4点目が生まれ、1-4で終了。チェルシーがベスト8進出を決めた。
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