クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督は、チームの補強について言及した。
昨季FAカップ優勝を達成すると、今季もコミュニティ・シールドを制したパレス。しかし、絶対的主力であるイングランド代表MFエベレチ・エゼはアーセナル移籍間近と伝えられており、また現行契約が残り1年を切るイングランド代表DFマーク・グエイもリヴァプールとの交渉が報じられており、2人の看板選手を失う可能性が高まっている。
その一方で、パレスのここまでの補強はGKワルテル・ベニテスとボルナ・ソサの2人のみ。非常に難しい状況が続いているが、グラスナー監督はカンファレンスリーグのフレドリクスタ戦(1-0)後にこう語った。
「私の仕事はチームの準備であり、移籍に関することには一切関与していない。ただ、今日彼(エゼ)が出場できなかったことはわかっている。我々は非常に遅れているね。適切な代役を見つけるために(移籍市場は)10日間しかない」
「選手たちは毎試合、本当に一生懸命に頑張ってくれている。今日は17人の選手がいたが、アカデミー出身が1人で、すでに別れを告げている選手が2人。つまり、残りは14人だ。彼らを完全に信頼しているが、8月に6試合あるという状況を見ても、シーズンのスタートとしては最善とは言えない。現状は限界を超えていると思う」
「もしマークが退団してこの試合に出場できなければ、大問題になるのはわかっていた。試合前に選手登録はできない。だから私としては、彼に残ってもらうしかない。私には何もできない。選手の契約書にサインもできないからね」
「行動を起こさなければならない。これはパレスの未来であり、我々に必要なことだ。適切な選手が必要である。彼の代わりを早期に確保できなかったのは完全に我々の責任であり、他の誰でもない」


