クリスタル・パレスのエベレチ・エゼが退団する可能性が高まっている。
2020年にクイーンズ・パーク・レンジャーズからクリスタル・パレスに加入したエゼ。5シーズンにわたって公式戦168試合で40得点28アシストを記録してチームを牽引してきた。さらに、昨シーズンには鎌田大地らとともにクラブ悲願の初タイトルとなるFAカップ制覇を成し遂げた。この活躍が認められ、2023年にはイングランド代表デビューを飾り、ここまで11キャップを記録する。
そんなエゼだが、今夏の去就に大きな注目が集まっている。今夏の移籍市場を通してトッテナムからの関心が届く中、『Press Association』によると、選手とクリスタル・パレスは17日に控えるプレミアリーグ開幕節のチェルシー戦でプレーしないことで合意したようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、エゼとトッテナムはすでに条件面で合意。選手自身は移籍を希望しており、クラブ間交渉が行われている。ただし、現時点で合意には至っていないものの、トッテナムは同選手の獲得に自信をのぞかせているようだ。
また、『The Athletic』のデイヴィッド・オーンスタイン氏によると、クリスタル・パレスはエゼを売却した場合、その代役としてレスター・シティのビラル・エル・カンヌスへの関心を持っており、正式なオファーには至っていないものの、クラブ間での接触があったようだ。



