Cristiano Ronaldo World Cup trophyGetty/GOAL

「2026年W杯はC・ロナウドに捧げるものであってほしい」。フランス代表OBの願い「2022年はメッシだったし…」

フランス代表OBフランク・ルブーフ氏は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとワールドカップ優勝について語った。

ポルトガル代表として史上最多226キャップを誇り、世界記録となる143ゴールを記録してきたC・ロナウド。今季もアル・ナスルで13試合11ゴールを奪っており、40歳となった今でもトップレベルで活躍している。

来年のワールドカップでもポルトガル代表キャプテンとして出場することが予想されるC・ロナウドだが、これまでEUROやUEFAネーションズリーグ優勝は経験したものの、ワールドカップでの優勝経験はない。すると、先日にはピアーズ・モーガン氏のインタビューで「もちろん優勝したい。競争する以上は勝ちたいよ。でも、自分の物事やフットボールに対する価値観を変えようとは思わないんだ」とし、「(優勝は)夢ではない」と明かしていた。

1998年大会でフランス代表の一員としてワールドカップを制したルブーフ氏は、『GOAL』のインタビューで「彼が嘘をついているわけではない。成し遂げてきたことは素晴らしいからね」とコメント。しかし、2022年にアルゼンチン代表キャプテンとしてタイトルを掲げたリオネル・メッシと比較しつつ、持論を展開している。

「ロナウドとメッシ、バロンドールはまさにこの2人の争いだった。『ロナウド派?メッシ派?』という質問はこの10年以上も続けられてきたんだ」

「彼らはすでにビッグタイトルを獲得している。だが、ワールドカップは確かに大きな違いを生むんだ。私はロナウドのこれまでの功績を批判し、ファンから厳しく反発されたことがある。中には『お前は人生で何を達成したんだ?』と言われたこともある。だが、『ワールドカップで優勝したよ! 彼はしていないだろう』と答えるね。簡単なことだよ!」

「もちろん、彼は私なんかよりも優れた素晴らしい選手だ。だが、ワールドカップ優勝は大きな違いを生む。たとえそれがフランク・ルブーフであってもだ」

「2022年のワールドカップは、メッシに捧げられたような大会だったね。2026年大会は、C・ロナウドに捧げられるものになってほしいと心から願っている。ポルトガルは素晴らしいチームだし、可能性はあると思うよ」

また、C・ロナウドの起用法については「彼の扱いが指揮官にとって最大の懸念事項だ。直近の予選ではベンチにも座ったね。ワールドカップでも同じ問題が起きるかもしれない。3日おきにプレーするのは難しいよ。彼自身はコンディションも良いし、素晴らしいプレーをするはずだ。だが、指揮官は毎試合出場させるかを熟考する必要がある。それが最大の問題になるだろうね」と予想している。

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