ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)が、FWリオネル・メッシと同じチームでプレーする可能性について語った。
8日のUEFAネーションズリーグ決勝スペイン戦を前に記者会見に出席したC・ロナウド。過去にはレアル・マドリーに在籍したため、スペインメディアとのインタビューにもスペイン語で流暢に答えていった同選手は、同言語での最後の質問で「“クリスティアーノ対メッシ”は何度も語られてきましたが、同チームでプレーして“クリスティアーノとメッシ”になる可能性はありませんか?」と問いかけられた。するとアルゼンチンでよく使われる表現「ボルード(バカな)!」を口にして会見場を沸かせてから、次のように言葉を続けていった。
「知っての通り、僕はアルゼンチンに対して大きな愛情を抱えている。妻はアルゼンチン人だしね。だからアルゼンチンを愛さないわけにはいかない。あの国から、クラブ・ワールドカップに出場しないかというオファーだってあったんだよ」
「未来のことは決して分からない。今、僕は40歳だが、『その水は飲まない』ということはしないさ。スペインの人たちに分かる表現かは知らないけどね」
「僕はアルゼンチンの人たちが好きだし、メッシに対して大きな愛情を抱えている。確かに僕は長い間、彼とライバル関係にあった。メッシとは15年間、授賞式で一緒だったが、その頃の彼は何も英語を話せず僕が通訳をしていたんだよ」
「僕はメッシに愛情を感じている。彼は僕に敬意を払ってくれるし、僕も同様に敬意を払っているんだ。それでも(一緒にプレーするのは)本当に難しいと思う。ただ……(満面の笑顔で)未来のことは決して分からないんだよ」
