ウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、代表引退が近づいていることを認識しながらも輝かしいキャリアの最後の段階を楽しみたいと考えている。
現在37歳のスアレスは、ウルグアイ代表で68ゴールを記録して母国の歴代最多得点者となっている。今回のコパ・アメリカでは、ここまで2試合に出場。ただ、後半の交代出場のみとなかなかプレータイムを得ることができていない。
それでも、スアレスは『AUF TV』のインタビューに対して「一瞬一瞬を非常に楽しんでいる。僕の年齢になると、出場が多かろうが少なかろうが、より一層楽しめるようになるものだ。なぜなら、サッカーの炎が消えかけていることを知っているからだ」と語り、不平不満を言うよりも今を楽しんでいると明かした。
「僕はただの一選手に過ぎない。出場するしないに関わらず、自分の役割を果たし、できる限りチームを助けようとしていることに満足しているよ」
ブラジル代表との準々決勝前にも「代表チームが新たな章を書くことを願っている」と若手選手たちに信頼を置きつつ「我々はワールドカップ予選でブラジルとアルゼンチンを破るという大きな衝撃を与えた。彼らは誰にでも勝てることをピッチで示し、その力を獲得した。今がそれを証明する時であり、我々にとって大きなテストだ」と語っていたスアレス。その後、スアレスはベンチを温めたものの、チームは7日のブラジル戦をPK戦の末に制し、準決勝に駒を進めている。

