nico paz(C)Getty images

アルゼンチン代表期待の21歳が圧巻の1ゴール1アシスト!コモが今季無敗のユヴェントスを撃破

セリエAは19日に第7節が行われ、コモとユヴェントスが対戦した。

昨季昇格組ながら躍進を見せ、今季もここまで9位につけるコモ。一方で無敗ながら直近3試合連続ドローで思うように勝ち点を伸ばせない5位ユヴェントス。そんな両者が、スタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャで対戦した。ニコ・パスとユルティズ、両チームを牽引する注目の10番がどちらも先発している。

ヴェンゲル氏やアンリ氏、ガットゥーゾ監督が見守る中でキックオフを迎えた一戦は、コモがいきなり先制する。開始4分、ショートCKからニコ・パスが鋭いクロスを送ると、ファーに飛び込んだケンプフがダイレクトで突き刺した。ホームチームが大きなリードを得る。

序盤に試合が動くと、その後はコモ、ユヴェントスともに決定機を作る。早い時間から両チームにカードが出るなど、激しい攻防が続いた。ユヴェントスは36分、デイヴィッドがネットを揺らしたものの、ここはオフサイドの判定。前半はコモが1点リードで折り返した。

リードするコモは56分、ボイボダのパスから決定機を作ったが、シュートは枠の左へ。一方のユヴェントスは63分、コープマイネルスがFKを直接狙ったものの、枠の上へ外れている。スコアは動かないものの、後半も両チームチャンスを作る激しい展開が続く。

すると79分、コモが大きな追加点。ロングカウンターから右サイドに飛び出したニコ・パスが、カットインからファーサイドへ見事なシュートを突き刺した。アルゼンチン代表期待の21歳の一撃で、ホームチームが相手を突き放す。

試合はこのまま終了。コモがユヴェントスを2-0で下した。コモはこれが3試合ぶりの勝利となり、勝ち点を12まで伸ばすことに成功。一方のユヴェントスは、これがリーグ戦初黒星となった。

なおニコ・パスは、これで今季のセリエAの成績が7試合で4ゴール4アシストに到達。アルゼンチン代表期待の21歳は、目覚ましい活躍を続けている。

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