フィオレンティーナのロッコ・コミッソ会長が2日、イタリアラジオ局『Radio 24』のインタビューに応じ、不正疑惑が報じられているユヴェントスに皮肉を述べた。
2019-20シーズンまで9年間にわたってセリエAの覇権を握ってきたユヴェントス。しかし、過去の選手移籍などに関する粉飾決算の疑惑が浮上し、物議を醸している。フィオレンティーナのコミッソ会長は、ユヴェントスなど一部のクラブがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の関係上、黒字に見せかけるだけの手段を講じていたとして批判を繰り出した。
「カルチョはピッチ内外で欺くことができる。今回は金銭面に関するものだった。我々は今日に至るまで、選手の年俸や税金を正確に支払ってきた。ただ、全員が我々と同じように支払っているわけではない。それでも罰せられた者は1人もいない」
「ユーヴェなどのケースは、私や他のクラブにも影響を与える。我々は彼らと競争しなければならないのだからね。規則は全員にとって同じであるべきだ。規則がFFPをパスするためだけのものになっていたら、適切ではないのではないか」
さらにフィオレンティーナ会長は、今春にユヴェントスがレアル・マドリーなどと主導した欧州スーパーリーグ構想に皮肉を述べた。
「ロビン・フッドは金持ちから盗み、貧しい者に与えたが、欧州SLはその正反対だ。ユヴェントスについて考えてみれば、セリエBに降格するかもしれない状況にあっても、欧州SLがあればチャンピオンズリーグに参加し続けられる。こうして収支も解決できる。カルチョのシステムを改善するためには、アメリカのスポーツを模範とすることもできるだろう。ただ、昇格や降格がないのは好きではないがね」




