チャンピオンズリーグラウンド16セカンドレグが行われ、レヴァークーゼンとバイエルンが対戦した。
ファーストレグではバイエルンが3-0と完勝。セカンドレグではマヌエル・ノイアーが欠場し、ヨナス・ウルビッヒが先発。ハリー・ケインやジャマル・ムシアラ、ミカエル・オリーズらがスタメンに入った。
前半は緊張感ある戦いが続き、15分には高い位置でカットしたケインがミドルシュートを狙うも、GKルーカス・フラデツキーが好セーブ。37分にはパトリック・シックがクロスを合わせるも、シュートは枠を捉えられなかった。
後半に入り、先制したのはバイエルン。52分、中央からヨズア・キミッヒのFKでDFのクリアをケインがトラップし、そのままゴールへと流し込んだ。57分にもキミッヒのCKをコマンが完璧なトラップからDFを外し、左足を振り抜く。これはフラデツキーが好守でしのいだ。
65分にはジェレミー・フリンポンがカットインから左足で狙うが、ウルビッヒが好セーブ。直後にもシックが至近距離からヘディングシュートを放つが、またもウルビッヒが立ちはだかった。押し込まれる時間の増えたバイエルンは69分に伊藤洋輝を投入し、アルフォンソ・デイヴィスが左サイドハーフに上がる。
すると71分、キミッヒのFKからセルジュ・ニャブリ、レオン・ゴレツカ、ケインとダイレクトでつなぎ、最後は中へ走り込んだデイヴィスが左足で沈めて決定的な2点目を奪った。
その後もペースはバイエルン。81分にはニャブリのスルーパスに抜け出したムシアラがニアサイドを狙うが、強烈なシュートはバーに弾かれた。
終盤にケインやレオン・ゴレツカを下げてバイエルンが逃げ切り。0-2で終了し、2戦合計0-5とバイエルンが完勝でベスト8へと進んだ。




