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2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝、トッテナムvsリヴァプールが1日(日本時間2日4時~/DAZN)にスペインのマドリッド、ワンダ・メトロポリターノで開催される。同大会で11年ぶりとなるイングランド・プレミアリーグ勢対決だ。
CL初優勝を目指すトッテナムは、就任5年目のポチェッティーノ監督の下、昨夏と今冬の移籍市場で補強ゼロながらも躍進。バルセロナとインテル、PSVと同組のグループを2位で突破すると、ラウンド16ではドルトムント(2戦合計4-0)を下す。準々決勝では、今季プレミアリーグを制したマンチェスター・シティを2戦合計4-4、アウェーゴール差で退け、劇的なベスト4進出。さらに準決勝のアヤックス戦では、セカンドレグの試合終了間際にルーカス・モウラがハットトリックとなる3点目を決めて、再びアウェーゴール差(3-3)でファイナルに到達した。勢いそのままに、クラブ史上初となる偉業達成で歴史に名を刻みたい。
一方、前身のチャンピオンズカップ時代を含めて6度目の欧州制覇を狙うリヴァプールは、トッテナムと同じくグループステージ2位通過。ラウンド16でバイエルン(2戦合計3-1)、準々決勝でポルト(2戦合計6-1)を退けた。準決勝では、バルセロナを相手にファーストレグを0-3で落としながらも、ホームで4-0という劇的な“アンフィールドの奇跡”を起こして世界に驚きを与えた。リーグ戦ではマン・Cにわずか1ポイント差で後塵を拝し、悲願のプレミアリーグ優勝とはならなかったレッズ。圧巻の強さを見せてきたシーズンを無冠で終わることはできない。ここで、昨季ファイナル(vsレアル・マドリー、1-3の敗戦)の無念を払拭する戴冠を果たしたい。
■トッテナム予想スタメン

欠場が確定している負傷者はいない。直近のエヴァートン戦(5月12日)後の時点でケイン、ウィンクス、フェルトンゲン、ダビンソン・サンチェスが負傷していた。いずれも万全のコンディションとはいかないが、起用可能な状況だ。
まず、ポイントはケインとウィンクスがスタメンで起用できるかどうか。両者が先発するなら、システムは4-2-3-1が濃厚だ。一方、ケインをベンチスタートとするなら、4-3-1-2を採用し、ソン・フンミン&ルーカス・モウラのスピードを活かすプランとなる。オプションである3バックの可能性は、相手3トップと直接マッチアップすることになるため低そうだ。
■リヴァプール予想スタメン

唯一の欠場者がナビ・ケイタで、そのほかは起用可能な状況だ。先発のポイントは、直近で負傷離脱していたフィルミーノが先発できるかどうか、そして中盤の人選だ。
システムは4-3-3を採用するはずだ。今季中盤戦以降、アンカーとして出色のパフォーマンスを披露したファビーニョ、そして終盤戦で調子を上げたキャプテンのヘンダーソンは起用するだろう。左インサイドは、バルセロナ戦で2得点を挙げたワイナルドゥムか、ロバートソンの攻め上がりをうまく使えるミルナーか。クロップ監督の選択に注目だ。
■序盤と指揮官の用兵

ともに高いインテンシティでのプレッシングゲームを展開するチーム。どんな相手に対しても一貫してハイプレスを常用した攻撃的スタイルを貫いてきたリヴァプールはもちろんのこと、トッテナムも一発勝負のここで受けに回ることは考えにくい。ファイナルでは得てして両チームともに慎重になり、やや味気ない試合になることが多いが、この対戦は立ち上がりから素早い攻守の切り替えとスピード感あふれるスペクタクルな展開となるはずだ。
タフなプレミアリーグから解放され、両者ともに3週間近い試合間隔があいた中で迎える一戦。エネルギー全開でプレスの応酬が繰り広げられる中、ビルドアップ時にいかにそれを回避して前線にボールをつなげることができるかが、立ち上がりからの最注目ポイントとなる。3週間の間隔があいて体力が有り余っている中ではあるが、トップレベルでの試合勘がカギとなるため、ミスは起こりやすいとも言える。両者共に、攻撃陣にはチャンスを逃さない決定力の高い選手がそろっており、自陣でのミスは命取りになる。
特に前線のプレッシングという点では、このスタイルを欧州フットボール界に広めた一人であるクロップ率いるリヴァプールの鋭さは屈指。トッテナムはボールをさばけるウィンクスが起用できるかどうかが重要となるが、いずれにしてもプレス回避のためにショートパスに固執せず、ハイボール・フィードも活用していくはずだ。
そのため、トッテナムのファジーなクリア・前線へのフィードに対する、ケインvsファン・ダイク&マティプの勝負、そこからのセカンドボールをどちらが回収する流れになるかが大きなポイントとなる。コンディションが不安のケインに対して、リヴァプールセンターバック陣の空中戦の強さは折り紙付き。トッテナムとしてはここで踏ん張れないと、波状攻撃を繰り出すリヴァプールを前に破綻する可能性がある。そう考えると、ポチェッティーノ監督は空中戦勝負を避けるため、2トップとしてサイド深くへのクリア・フィードを活用する可能性もある。
ポチェッティーノ監督は試合中の修正力に定評があり、システム変更、ポジションの入れ替えで、悪い流れを変えることができる。序盤にペースを握る可能性が高いのはリヴァプールだが、ここでクロップのチームがゴールを奪いきることができなければ、予測不可能な展開になりそうだ。長身のジョレンテ、意外性のあるオリギというカードを持っている両チームだけに、指揮官の判断、用兵とその動き方は最後まで見逃せない。
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