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元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏にとって古巣で最も重要な存在はユルゲン・クロップ監督のようだ。
2015年から指揮を執るクロップ監督の下、着実に力をつけているリヴァプールは今シーズン、プレミアリーグではマンチェスター・シティとの壮絶な優勝争いの末にあと一歩のところでトロフィーに手が届かず。しかし、チャンピオンズリーグでは、1日にトッテナムとの決勝に勝利して14年ぶり6度目の優勝を成し遂げるとともに、クロップ政権下で初のタイトルを獲得した。
クロップ監督が就任して以降、積極的な補強を敢行するリヴァプールにおいて、守護神のアリソンやMVP級の働きを見せたビルヒル・ファン・ダイク、さらにサディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノといった攻撃陣の貢献度に注目が集まる。しかし、キャラガー氏は選手たちよりも指揮官がクラブにとって何ものにも代えがたい存在だと『スカイスポーツ』で強調した。
「このクラブにおいて彼(クロップ監督)がナンバーワンだ。もちろん、彼は監督だが、このクラブにとって最も重要な存在だ。仮にファン・ダイクとクロップのどちらと別れを告げるかと問われたら、私ならファン・ダイクと答える。彼はスペシャルな監督だと思う」
「何回ものファイナルで勝利を逃したが、苦境を乗り越えて最初のビッグトロフィーを手にした。これだけで終わらないことを願っている。次のステップはこの戦いを続けることだ。もちろん、プレミアリーグはリヴァプールが欲している一番のもので、新シーズンはマンチェスター・シティをプッシュできるだろう」
さらに、キャラガー氏はクロップ監督との契約についても言及。現行の契約は2022年までだが、「今すぐにでも新契約を結べると願っている。今の契約では7シーズンをこのクラブで過ごすことになる。ただ、7年とは言わず、17年間の契約を結べることを望んでいる」と同指揮官への信頼を強調した。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です



