37歳のユヴェントスの主将DFジョルジョ・キエッリーニが16日、ホームでの最終戦を終え、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで心境を語った。
リヴォルノの下部組織出身のキエッリーニは、2005年にユヴェントスに加入。長年にわたってプレーし、前人未踏のセリエA9連覇に貢献するなどバンディエラとして活躍してきた。だがかつて世界最強DFの1人として謳われたユーヴェDFは、今シーズン限りでのクラブ退団が決定。16日に行われたセリエA第37節のラツィオ戦がホームでのラストマッチとなった。
キエッリーニは、試合開始からアリアンツスタジアムのピッチに立つと、キャプテンマークを巻いて所属年数を同じ17分間をプレー。同じく退団を迎える背番号10番のFWパウロ・ディバラに腕章を手渡してピッチを後にし、スタンドから見守る観客の拍手の中、ユヴェントスでの17年間のプレーを終えた。
ユーヴェDFは、自身の心境を語りつつ、自身が主将を務めるイタリア代表が2022年カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を逃したことで、退団が早まったことも明かした。
「大きな喜びの中でこの素晴らしい物語を終えることができた。僕は常に、高いレベルであるうちに幕引きをしたいと考えてきた。そして数カ月前にこの決断を下し、いまとても穏やかに退団を迎えることができた。今度は若手選手たちの番だ」
「ユヴェントスは再出発を必要としている。若手選手たちは自ら責任を背負っていかなければならない。僕がここにいることで、少しでも若者たちが翼を開く手助けができたと思っている。だがこれからは自ら飛び立たなければならない。僕はその様子をそばからも遠くからも見守っている」
「W杯へ行けなくなったことが僕の決断に影響し、退団が早まった。あと1年プレーして有終の美を飾りたい思いはあったが、僕の思い通りにはならなかった。今後はユーヴェとイタリア代表を若手選手たちに託したい」
イタリア国外での現役続行を検討?
最後にキエッリーニは、今後の去就について言及。イタリア国外でのプレーを検討していることを明かした。
「家族と相談しなければならない。国外でプレーすれば、人間的な面で成長できるはずだし、ユーヴェ以外の環境を知る必要もあるように思う。居心地の良い空間から離れることは、僕が将来、やりたいことをする上で役立つはずだ」


