チェルシーが今夏にパルマから鈴木彩艶の獲得に動く可能性がある。
2023年夏に浦和レッズからベルギーのシント＝トロイデンに加入した鈴木。すると、欧州挑戦1年目から安定したパフォーマンスを見せ、昨夏にセリエAのパルマにステップアップを果たす。新天地でも正守護神の座を掴み、ここまで公式戦20試合でピッチに立っている。
この活躍を受け、鈴木に対してはすでにビッグクラブからの関心が届いている。マンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンの興味が伝えられる中、昨夏にも獲得を検討したともされるチェルシーが再び同選手の動向を注視しているようだ。
チェルシーは、ロベルト・サンチェスを正守護神に据えてシーズンを戦っているが、不用意な失点があったりと、同選手には非難の矛先が向けられている。エンツォ・マレスカ監督はスペイン人GKへの信頼を強調する一方で、クラブ首脳陣はGKの能力に懐疑的な意見を持っているようだ。
イギリス人ジャーナリストのグレアム・ベイリー氏は『Chelsea Chronicle』で、チェルシーの鈴木への関心について「チェルシーは彼に注目している。多くの選択肢の中の1人だ。彼は特別な選手だ。パルマは良いゴールキーパーを見抜くことができ、彼らには良いゴールキーパーがいる。素晴らしい才能が有り、今夏に高額な移籍金で移籍する可能性がある」と話し、チェルシーの事情にも触れた。
「チェルシーはゴールキーパーに注目していて、スカウトがゴールキーパーに注目していると明言できる。サンチェスがプレミアリーグ優勝をもたらすと確信していない人たちがチェルシー首脳陣の中にいる」