プレミアリーグは3日に第30節が行われ、チェルシーとウェストブロムが対戦した。
トーマス・トゥヘル監督就任後、公式戦14試合無敗(10勝4分け)に12回のクリーンシート達成と見事な成績を収めるチェルシー。熾烈なチャンピオンズリーグ出場権争い真っただ中の中、残留争い中のウェストブロムをホームに迎えた。カンテはベンチ外となったが、ケガ明けのチアゴ・シウバがスタメンに復帰している。
試合は序盤からアウェイのウェストブロムが積極的に圧力をかけ、開始5分にペレイラがボックスすぐ手前でファウルを獲得。このシーンでT・シウバに早くもイエローカードが提示された。それでもボールを握るチェルシーは12分、T・シウバのフィードに抜け出したアロンソが枠内シュートを放った。
すると27分、チェルシーが先制に成功する。アロンソの直接FKは右ポストに直撃したが、素早く反応していたプリシッチが押し込んだ。主導権を握ったホームチームが良い時間帯にリードを奪う。
しかしその直後、チェルシーは自陣ゴール前でシュートブロックにいったT・シウバの足が、打ち終わった後のヨクシュルの足に激突。このプレーに2枚目のイエローカードが提示され、T・シウバは退場処分に。長い時間数的不利に陥ることとなる。トゥヘル監督はシエシュを下げ、クリステンセンを投入した。だが、ウェストブロムにもアクシデント。24分にオシェイのケガに伴い登場した37歳イバノヴィッチが、スプリントした瞬間に負傷。自ら交代を要求し、古巣対戦は13分で終了となった。前半の内に2枚の交代カードを強いられる。
しかし前半アディショナルタイム、チェルシーはスキを突かれて失点。ロングスローは跳ね返したが、GKジョンストンのロングパス一発でDFラインの背後を取られ、ペレイラにループシュートを決められる。その直後にもフィリップスにバー直撃のシュートを放たれると、アディショナルタイム4分には逆転弾を許す。自陣後方でのビルドアップを奪われ、ペレイラにこの日2点目を流し込まれた。2分間で2失点を喫し、悪い流れのまま前半を終える。
苦しい状況のチェルシーは、後半開始からプリシッチに代えてマウントを投入。状況の打開を図る。するとそのマウントやコバチッチがチャンスを作り、ウェストブロム守備陣を脅かす。
だが、次のゴールもウェストブロムだった。63分に右の深い位置を取られると、ロビンソンに豪快なボレーを叩き込まれた。2点のビハインドを背負うことになる。さらに68分、ロングカウンターからディアニェに4点目。堅守が崩壊する。
チェルシーは71分、アロンソのクロスを受けたヴェルナーの落としからマウントが1点を返して2点差に詰め寄る。72分には交代枠を使い切り、ジョルジーニョを下げてハヴェルツを投入。数的不利の中でボールを握りながら奮闘するが、追いつくまでには至らなかった。逆に後半アディショナルタイムにはロビンソンに5点目を叩き込まれ、本拠地スタンフォード・ブリッジで2-5と敗れている。
この結果、4位チェルシーはトゥヘル監督就任後、公式戦15試合目にして初黒星を喫した。勝ち点51のまま留まり、試合を控える5位ウェスト・ハムや6位トッテナムに抜かれる可能性がある。一方で大きな勝ち点3を掴んだ19位ウェストブロムは、残留圏内17位のニューカッスルと暫定で7ポイント差に縮めている。
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