チェルシーは、構想外としたDFベン・チルウェルをトルコへと放出することを検討しているようだ。
2020年にチェルシーへと加入して公式戦106試合に出場、チャンピオンズリーグ優勝なども経験してきたチルウェル。しかし、今夏就任したエンツォ・マレスカ監督は構想外であることを公言し、また構想外選手について「残留する場合は出場時間を与えられないだろう」と語るなど、チェルシーでは今後出場機会がないことを明言していた。
そんな27歳DFだが、依然としてチェルシー退団は決まっていない。欧州主要リーグやサウジアラビアの移籍市場は閉幕した中、9月18日まで移籍市場が開いているトルコリーグが唯一の選択肢となっているようだ。
イギリス『テレグラフ』によると、チェルシー側は週給20万ポンド(約3800万円)を受け取るチルウェルに関して完全移籍での放出を考えていたものの、現時点で実現できる可能性はないとのこと。そのため、レンタル移籍を受け入れる形でトルコへの放出を目指しているという。
しかし同メディアは、現時点でチルウェルに対してオファーがないとも指摘。このままトルコの移籍市場も終了した場合、チルウェルは最低でも来年1月まで4カ月間も公式戦に出場できない可能性が非常に高いと伝えている。
今夏には完全移籍またはレンタルの形で、26人の選手を放出しているチェルシー。昨季まで副キャプテンを務めたチルウェルの今後には注目が集まっている。


