チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、ファンへ忍耐を求めている。
昨季に続いて今季も超大型補強を敢行し、新たにポチェッティーノ監督を迎えてシーズンをスタートしたチェルシー。大きな期待を集めていたが、ここまでは思ったような結果を出せず。リーグカップでは決勝に進んだものの、プレミアリーグでは勝ち点31で11位に沈んでいる。
すでにリーグ戦10敗(9勝4分け)を喫しており、チャンピオンズリーグ出場圏内のアストン・ヴィラには15ポイント差をつけられているチェルシー。ポチェッティーノ監督やチームに対する批判は強まっているが、指揮官はFAカップ4回戦再試合アストン・ヴィラ戦の会見で以下のように語った。
「時にはミスもあるのがサッカーだ。こういったことも起こるが、前に進み続けて強くならなければならない」
「我々には素晴らしい選手が揃っているものの、シーズン初めから説明してきたように、様々な理由から予想されたようなパフォーマンスを発揮できてない。そして予想と現実が異なる時、自分たちにふさわしいものを得ることは難しい」
そして、直近の批判に言及。「我々がリヴァプールに敗れた時は『大失敗。ひどい有り様だ』と言われた。だが、リヴァプールがアーセナルに敗れた時は何も聞こえない。同じような結果なのにね」としつつ、ファンへ忍耐を求めた。
「それが選手たちに影響を与えている。このチームには自信が必要だからだ。我々にはサポートが必要であり、ファンはチェルシーを応援する必要がある。みんなはこの状況を理解する必要があるね」
「我々はチーム、選手へのサポートを求めている。選手のクオリティはわかっているんだ。唯一の問題は、チーム構築には時間がかかるということ。それが現実だ。ファンは忍耐強くなければね。戦術を話す前に修正すべき多くのことがある。そのすべてを修正しようとしている。できるだけ早くパフォーマンスを発揮するつもりだ」



