チェルシーのエマ・ヘイズ監督は、新加入の日本女子代表FW浜野まいかへの期待を口にした。
昨年12月に海外挑戦のために2021年から在籍したINAC神戸レオネッサを退団した浜野。そして13日、チェルシーは18歳の同選手と2027年夏までの契約を締結し、即座にスウェーデンのハンマルビーIFに期限付き移籍することが発表された。
強豪チェルシーへの加入が決まった浜野は、クラブの公式ウェブサイトで「私の中で世界ナンバーワンのクラブと契約できてとても光栄です」と喜びを語った。
また、ヘイズ監督は浜野について「マイカはファンタスティックなタレントで、昨年のU-20ワールドカップでゴールデンボールとシルバーブーツに輝いた。私たちは彼女がスウェーデンのハンマルビーIFでのローン期間でどのように成長するかを目にできることを楽しみにしている」と期待を口に。
さらに、同日のプレスカンファレンスでヘイズ監督は、浜野を期限付き移籍させる理由などを語っている。
「私たちは今、他のクラブが新戦力を獲得して、チームに加えるほどにシンプルなレベルでプレーしてるわけではないことを認識している。彼女はクレバーで、スペシャルな選手だけど、フィジカル面で成長するための時間が必要。INACからチェルシーに来ることはとても大きなジャンプアップで、チ・ソヨンがこのジャンプをしたとき、彼女はより年長で、より経験があった」
「若手選手たちが出ていき、私たちの目が届く所で成長するための良い状況であり、私たちは成長をサポートできる。彼女が夏に帰って来ると言ったような近々のタイムフレームを持つことはできないし、私にはわからない。彼女がまず、スウェーデンでどのようにやっていくかを見なければならないけど、私たちが将来への輝かしい可能性を手にしたと私は認識している」

