ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアは、チェルシーへの移籍が間近に迫っているようだ。
今夏の移籍市場では昨季の主力選手を大量に放出した一方で、再び積極的な補強に動いているチェルシー。先日にはリヴァプールとの争奪戦の末、プレミアリーグ史上最高額となる総額1億1500万ポンド(約212億円)でブライトンからMFモイセス・カイセドの獲得を決めている。
そして、19歳の逸材の獲得も決めたようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、チェルシーはサウサンプトンと移籍金に関して合意に達したという。移籍金5300万ポンド(約98億円)+ボーナス500万ポンド(約9億2400万円)となり、支払い構造でもクラブ間合意。本人も14日の段階でチェルシーのオファーを受け入れており、今週中にもメディカルチェックを完了し、正式に発表されると伝えられた。
なおラヴィアに関しては、カイセドと同じくリヴァプールとの争奪戦に注目が集まっていた。サウサンプトンの地元メディア『Hampshire Live』のマーク・ワイアット記者によると、同クラブSDは「リヴァプールからのオファーを受け入れたが、チェルシーとの交渉の席についた。現在は彼らと交渉中で、来週かそこらでまとまると確信している」とコメントしている。
チェルシーはカイセドに続き、最終的にラヴィアの争奪戦でもリヴァプールに勝利することになるかもしれない。
