ドルトムントは、ジェイミー・ギッテンスがチェルシー移籍に迫っていることを発表した。
チェルシーやマンチェスター・シティの下部組織を経て、2020年にドルトムントに渡ったギッテンス。すると、2022年に17歳でファーストチームデビューを飾った同選手は、昨シーズンにチャンピオンズリーグ決勝進出を成し遂げ、今シーズンには主力に定着して公式戦48試合で12得点5アシストを記録するなど一気にブレイクした。
この活躍を受け、ギッテンスに対しては古巣のチェルシーから強い関心が届く。現在アメリカで開催されているFIFAクラブワールドカップ2025の準々決勝に残る両クラブは、同選手の移籍に関する交渉を進めており、ついに基本合意に達したようだ。
ドルトムントは3日、クラブの公式ウェブサイトで「ドルトムントの攻撃的選手、ジェイミー・ギッテンスはチェルシー移籍に迫っている。全関係者が本日基本合意に達した。契約に関する詳細は依然として最終決定には至っていない」と声明の中で伝えた。
なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ギッテンスの移籍金は4850万ポンド(約96億円)に最大で350万ポンド(約7億円)のボーナスが付帯する見込み。また、ドルトムントは将来的な移籍金の一部を受け取れるセルオン条項を今回の取引に組み入れるとされている。




