チェルシーは、プレミアリーグから厳正な処分を受ける可能性があるようだ。
昨年夏にオーナーが交代し、新体制を迎えたチェルシー。昨季は大型補強を敢行するも2度の指揮官交代など混乱が続き、最終的にはプレミアリーグ12位と苦しいシーズンとなった。迎えた今季は新たにマウリシオ・ポチェッティーノ監督を迎え、ここまで10位につけている。
そんなチェルシーだが、プレミアリーグから厳しい処分が与えられる可能性が浮上している。イギリス『ガーディアン』によると、チェルシー前オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏は10年間にわたって代理人や関係者に数千万ポンド相当を支払うため、自身が保有する国外の会社を使用していたことが発覚。その中には、エデン・アザールの代理人や元指揮官アントニオ・コンテの関係者が含まれ、ウィリアンやサミュエル・エトーの移籍への関与も疑われているようだ。
この詳細が記されたファイルは、アブラモヴィッチ政権下での「不完全な会計報告」によって欧州サッカー連盟(UEFA)から1000万ユーロ(約16億円)の罰金処分を科された後、現オーナーのトッド・ベーリー氏によって自主的に提出された模様。しかし、これによってチェルシーには深刻な影響が及ぶことが予想されている。
仮に今回の件でファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に違反したことが確定すれば、チェルシーは勝ち点剥奪を含む厳正な処分がプレミアリーグから科される可能性があるようだ。
イングランドサッカー協会(FA)とプレミアリーグにより、チェルシーに対する調査は現在も進行中。なお『BBC』の問い合わせに対し、いずれの機関からもコメントはなかったようだ。今後の展開に注目が集まっている。


