Chelsea protests 2021Goal

ファンが猛抗議でバスを妨害…チェルシー、欧州SLからの脱退を希望。選手と会長の会談で決断

チェルシーが欧州スーパーリーグからの脱退を望んでいることが、『Goal』の取材で判明した。

かねてより噂されていたが、ついに18日に創設が発表された欧州スーパーリーグ。レアル・マドリー、アーセナル、アトレティコ・マドリー、チェルシー、バルセロナ、インテル、ミラン、ユヴェントス、リヴァプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムの12クラブは、今後自分たちで運営する独自の欧州大会を発足すると明かした。

これに対し、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は公平性を著しく欠く行為と真っ向から否定。今後12クラブの選手の代表チーム活動参加禁止を示唆している。また、すでに今季のチャンピオンズリーグ(CL)4強に残った内、欧州スーパーリーグへの参加を表明しているレアル・マドリー、チェルシー、マンチェスター・Cの大会追放が噂さされるなど、世界中で大きな物議をかもしている。

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チェルシーは20日にプレミアリーグ第32節でブライトンと対戦(0-0)したが、スタンフォード・ブリッジ前に横断幕や照明弾を持ったファンが殺到。バスが通る道を封鎖した。クラブレジェンドであるペトル・チェフ氏がなだめたが、中には「裏切者!」と叫ぶファンも確認されている。

そして『Goal』の取材では、チェルシーは欧州スーパーリーグ計画からの脱退を望んでいることが分かった。これは19日に行われた選手とブルース・バック会長のミーティングにおいて、様々な懸念が示されたことによる決断となっている。チェフェリン会長の今季のCLから追放するとの発言に、4強に残るチェルシーの選手たちは不安を感じていると見られている。

なお20日、マンチェスター・Cが正式に脱退を表明。世界中で話題を呼ぶ欧州スーパーリーグ計画だが、早々に破綻する可能性も浮上している。

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