チェルシーのアシスタントコーチを務め、現在は代理指揮官を任されるジョルト・ロー氏が、ロメル・ルカクを賞賛した。
チェルシーは9日、クラブワールドカップの準決勝でアル・ヒラルと対戦。32分にハフェルツのクロスがDFに当たってこぼれたところに、ルカクが詰めて押し込み先制した。この得点が決勝点となり、勝利したチェルシーが南米王者・パルメイラスの待つ決勝へと駒を進めた。
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ロー氏は、チームを勝利に導いたルカクのパフォーマンスを称賛。決勝でのゴールにも期待を寄せた。
「ロメルは前回の試合でも激しくプレーしてくれた。今の彼はチームに全てを与えてくれる存在だ。今日もチャンスを作ってくれていたね。あのゴールは少し運が良かったかもしれないが、とても幸せだ。今のプレーを続け、決勝でもゴールを期待しているよ」
またロー氏は、トーマス・トゥヘル監督についてもコメント。トゥヘル監督は新型コロナウイルス陽性が判明したことで、ベンチ入りできていない。チームとはメールやビデオ通話を駆使して連絡を取り合っているようだ。
「ハーフタイムでトーマスとは話をした。とてもいい会話だった。彼からは、少し緊張していて、簡単にボールを失っていると指摘された。私も彼と同じ意見だった」
「ハーフタイムではそこを修正し、選手たちは落ち着いてプレーしてくれるようになった。トーマスといい会話ができたよ。彼の言葉はチームを助けてくれた」