Cesar Azpilicueta Chelsea 2021-22Getty Images

トゥヘル、去就に揺れるアスピリクエタについて「残ってほしいが、彼はサイクルの終焉と感じている」

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、主将セサル・アスピリクエタについて語っている。

2012年にチェルシーに加入したアスピリクエタ。10シーズンにわたり公式戦470試合以上に出場してクラブで獲得可能なすべてのトロフィーを獲得し、今シーズンもここまで公式戦45試合に出場するなどチームの主力の1人としてプレーする。

アスピリクエタの現行契約は今夏に満了を迎えるが、付帯する延長オプションが特定の条件を満たすことで行使される。この条件は出場試合数に関するもので、詳細は不明だが、この条件を満たすことは決定的で、契約延長に限りなく近づくようだ。しかし、同選手の去就に関する憶測は後を絶たず、母国スペインのバルセロナが獲得を熱望し、好条件のオファーを準備すると伝えられている。

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さまざまな憶測が飛び交う中、トゥヘル監督はアスピリクエタについて「クラブワールドカップの後、彼はすべてを勝ち取った。そして、個人的な事情もあり、サイクルが終わりを迎えるかもしれないというような考え持つことを十分に理解できる」と話し、同選手への思いを続けた。

「さらに、オーナーの交代だ。彼は今のオーナーの下でしかプレーしていないから、クラブの構造が変わることで彼が別の考えを持つに至ったのかもしれない」

「彼はこのクラブを愛し、挑戦を愛し、ここにいることを愛し、そして彼はキャプテンだ。だから、我々は彼との話し合いを行っている。それにすでにディフェンダーの主力を失うという事実もあり、彼の考えも理解できるが、アスピもいなくなれば理想的なシナリオではない」

「仮に彼がこの感情を取り除くことができなければ、我々はそのことについてオープンに、真剣に、そして敬意を持って話し合いを行わなければいけない。なぜなら、彼はそうされるのにふさわしいからだ。我々にはまだ時間があり、我々には契約があるから、様子を見なければいけない。それでも、私は彼が残ってくれることを強く願っている」

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