積極補強のチェルシー、今度はチルウェル確保へ…レスターと移籍金70億円で合意に近づく

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】チェルシー（プレミアリーグ）は長らく追いかけてきたレスター・シティのベン・チルウェルを獲得できるのだろうか。

チェルシーがレスター・シティとベン・チルウェルの移籍で合意に近づくようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

2019-20シーズン、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得には手が届かなかったものの、5位と大躍進を見せたレスター。その中で、左サイドバックとして公式戦33試合に出場するなど、チルウェルは印象的な活躍を残す。これを受け、今夏の移籍市場で左サイドバックの補強を目指すチェルシーがイングランド代表DFに興味を持つことが以前から頻繁に伝えられている。

昨夏にハリー・マグワイアを8000万ポンド（当時約104億円）でマンチェスター・ユナイテッドに売却するなど主力を安く売りたたく意思のないレスターは、2024年まで契約の残るチルウェル売却に迫られてはいない。しかし、仮に選手が退団を希望すれば、状況は一変する可能性が指摘されていた。

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そんな中、チルウェルはレスターがトップ4を逃したことを受け、CL出場権を持つクラブに移籍する思いが強まった様子。そして、両クラブによる交渉は今週に大きく進展し、2020-21シーズン開幕を前に移籍が成立する可能性が浮上した。なお、移籍金は5000万ポンド（約69億円）程度になると考えられている。

昨夏に補強禁止処分を受けたチェルシーは、今夏の移籍市場で積極的な動きを見せる。すでに、アヤックスからハキム・ツィエク、RBライプツィヒからティモ・ヴェルナーを獲得し、その他にもレヴァークーゼンのカイ・ハヴェルツなどに興味を持つ。その一方で、左サイドバックのエメルソンをはじめとした選手の売却に動くことが予想されている。