現地時間20日、イングランド・プレミアリーグは第25節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルは敵地スタンフォード・ブリッジでチェルシーと対戦した。
負傷からの復帰が近づく冨安だが、この試合でもベンチ入りはせず。ティアニー、トーマスも欠き、チームは3連敗と厳しい状況だが、ビッグロンドン・ダービーは流れを変えるにはうってつけの試合といえた。
立ち上がりからチェルシーにボールを持たれて主導権を握られていたアーセナルだったが、13分にカウンターからエンケティアにロングパスが渡る。ここはクリステンセンが先に体を入れてGKメンディに戻すが、このバックパスが弱くなったところをエンケティアが見逃さず、ボールを奪ってそのままゴール左へと流し込みアーセナルが先制する。
ホームで先制を許したチェルシーは18分、ロスタフ=チークのインターセプトから、左サイドでボールを受けたヴェルナーがカットインして右足を振り抜く。このシュートがDFに当たってコースが変わり、ゴール左へと吸い込まれてチェルシーがあっさりと同点に追いつく。
追いつかれたアーセナルだが、この日はカウンターに鋭さがあり、23分にサカを起点にチャンスを作ると、27分にも同じようにカウンター気味から右サイドのサカがボールを受け、中央のウーデゴールへ預ける。ペナルティーエリア手前で受けたウーデゴールがさらに左にボールを出すと、走り込んだスミス・ロウがダイレクトでゴール右へと流し込み、アーセナルが勝ち越しに成功する。
再び1点を追う展開となったチェルシーだが慌てる様子はない。すると32分、左サイドのスローインから、一度はボールを失うもののヴェルナーが奪い返し、スイッチしたマウントが右足でクロス。これをニアサイドに飛び込んだアスピリクエタが点で合わせ、チェルシーが再び同点に追いついた。
後半、クリステンセンに代えてチアゴ・シウヴァを投入したもチェルシーが前半同様にボールを保持し、アーセナルがカウンターを狙う展開に。迎えた57分、高い位置でヌノ・タヴァレスがボールを奪い、ゴール前のエンケティアへ。DF2人に囲まれ、一度はボールを失いながらもチェルシー守備陣もクリアしきれず、ごちゃごちゃっとした中でこぼれたボールをエンケティアが押し込み、アーセナルがこの試合3度目のリードを奪った。
またも1点を追う展開となったチェルシーは60分、ルカクを下げてハヴァーツを投入。リードしているアーセナルもエンケティアに代えてマルティネッリを投入。さらに75分にはスミス・ロウに代えてセドリックを投入し、逃げ切りも視野に入れる。
チェルシーは81分にマルコス・アロンソを下げてシイェシュを投入。押し込みたいところだが、逆に前掛かりになった裏のスペースを突かれ、カウンターからあわや4失点目というピンチも。
すると迎えた終了間際、右サイドからのクロスに対し、サカとアスピリクエタがもつれるように倒れる。ボールの軌道からは離れていたが、主審はアスピリクエタのファールを取ってアーセナルにPKが与えられた。このPKをサカ自ら沈め、アーセナルが試合を決定付ける4点目を挙げる。
アディショナルタイムは4分取られていたが、残り時間でチェルシーがゴールを奪うことは叶わず。3連敗中だったアーセナルが、チェルシー相手のビッグロンドン・ダービーで連敗脱出を果たした。
■試合結果
チェルシー 2-4 アーセナル
■得点者
チェルシー:ヴェルナー(17分)、アスピリクエタ(32分)
アーセナル:エンケティア(13分、57分)、スミス・ロウ(27分)、サカ(90+2分PK)




