Harry-Kane(C)GettyImages

PK弾でドローに貢献したケイン。敵地でのドローに満足感「僕らは小さな一歩を踏み出した」

バイエルンのハリー・ケインが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグのアーセナル戦を振り返った。

バイエルンは9日、CL準々決勝ファーストレグでアーセナルと対戦。敵地に乗り込んだ試合は12分に先制点を許す苦しい展開となったが、18分にショートカウンターからレオン・ゴレツカのパスに走り込んだセルジ・ニャブリが押し込んで試合を振り出しに戻した。これで勢いづいたバイエルンは、31分にリロイ・ザネが単独ドリブルでPKを獲得。これをケインが決めて勝ち越した。

しかし、その後はアーセナルに押し込まれる時間が続き、76分にレアンドロ・トロサールにゴールを沈められて同点になってしまう。それでも最後のところは抑えてドロー決着。ホームで行われるセカンドレグに向けてまずまずの結果を得ることになった。

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試合後、ケインは『Prime Video』の取材に対応。昨季までライバル関係にあったトッテナムに在籍した期間も長かったことから「長年トッテナムに在籍してきた僕のキャリアにとって、この試合はビッグゲームだった」としつつ、バイエルンの一員として「PKを決めてチームの力になれたことを嬉しく思う」と喜びを口に。加えて、この一戦のドローの意味を語っている。

「今夜はよりチームにならなければならなかった。団結しなければならなかった。アウェイでのCL準々決勝であったことを踏まえると、おそらく完璧な試合だった。深く掘り下げ、情熱と一体感を示さなければならなかった。それが我々が示したことだ。勝てないときは決してハッピーではない。だけど、アーセナルはホームで本当に強いチームであることを証明している。ファンは変化をもたらすことができる。僕らは小さな一歩を踏み出したし、来週にはビッグゲームがある。イギリス人である僕にとって、国立競技場であるウェンブリーでの決勝戦は大きな夢だ。でも、先は長いよ」

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