現地メディア『FOOTBALL LEAGUE WORLD』は、リーズの田中碧がチームを異なる次元に導くことができると考えているようだ。
今夏の移籍市場最終日にデュッセルドルフからイングランド2部チャンピオンシップのリーズに加入した田中は、8月31日の2-0で勝利したハル・シティ戦で新天地デビューを飾ると、3試合連続で途中出場を果たしている。
そんな田中を中盤の一角に据える必要があると主張したのが『FOOTBALL LEAGUE WORLD』だ。中盤の構成について「より多くのチャンスを生み出すのに役立つ可能性のあるアイディアの一つは、イリア・グルエフかイーサン・アンパドゥのどちらか一方を、ジョー・ロスウェルか田中碧のどちらかの隣でプレーさせることだろう」とし、前節のカーディフ・シティ戦で「田中は試合終盤に出場したが、グルエフが試合全体で行ったよりも正確なロングボールで、ボールの前進という面でより多くのものを提供した」と田中のパフォーマンスを称賛した。
また、「田中は90分から出場したにもかかわらず、25本中25本のパスを成功させた」とデータを紹介。「彼は長期的に本当のテンポセッターになる可能性がある。彼のパスはよりパンチが効いており、より深いディフェンシブな意識を持つミッドフィルダーの隣でより良いバランスを提供する」と加え、さらに田中に対する期待を挙げた。
「彼はリーズに異なる次元を提供するはずで、より前進的で創造的な火花を放つ。田中がチームの一角を占めるのは避けられないことであり、時間の問題に過ぎないが、彼は真の支配力を持つ影響力を与えることができる」
ここまではなかなかチャンスを得ることができていないが、今後の活躍が期待されている。


