コヴェントリーが、チャンピオンシップで最も長く指揮を取っていたマーク・ロビンズ監督を解任した。
日本人アタッカーの坂元達裕が所属するコヴェントリーは、今季ここまで14試合を終えて4勝3分7敗の17位と低迷。ミッドウィークに行われたダービー戦では坂元にゴールが生まれたものの、1-2で敗戦を喫していた。
現在54歳のロビンズ監督は、2017年3月に2度目の就任を果たして以来、長きにわたってコヴェントリーを指揮。2023年5月のチャンピオンシップ・プレーオフファイナルではルートン・タウンに敗れてプレミアリーグ昇格を逃したが、コヴェントリーの先頭に立ちリーダーシップを発揮してきた。また、イングランドのトップ4までのディビジョンでは、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督に次ぐ、7年8カ月1日の在任期間を誇っていた。
しかし今回、今季の低迷を受けてクラブは解任を決断。ロビンズ監督に対する声明を発表している。
「過去7年以上に渡る非常に成功した指揮の中での難しい局面であり、この決断は軽々しくなされたものではない。長期的な成績が満足できるものではなく、そのため監督交代を決断した」
ロビンズ監督の後任として、当面はライズ・カー暫定監督が指揮を執ることになる。


