バーミンガム・シティのウェイン・ルーニー新監督は、就任後初のホームゲームでハル・シティに敗れて2連敗。サポーターからブーイングを浴びる事態となったが、あまり気にしていないようだ。
バーミンガムは11日、ルーニー監督が3年半の契約で新指揮官に就任することを発表。直近のチャンピオンシップでホーム2連勝を収め、昇格プレーオフ出場圏内に浮上しながらも監督交代に踏み切った人事となっていた。
だが、26日に行われたハル・シティ戦で0-2の敗戦。ルーニー監督は就任後2連敗を喫することとなり、12位まで順位を落としたことでサポーターからブーイングを浴びる事態となった。
それでも、ルーニー監督は「それもサッカーの一部だ」と主張。続けて、「この状況を変えるためには、サッカーの試合で勝つ必要がある」と自身の思いを口にしている。
「昨日も言ったように、前監督はここでとても人気があったし、いい仕事をしていた。10年間クラブが続けてきたことを維持したいのか、それとも前進したいのか。そして時には、選手たちにさまざまなことを求める一方で、慣らしの期間もある。私はそれに対処できる。ブーイングもゲームの一部だ。私の仕事の一部だ。私にとっては問題ではない」
最後には「私がどうプレーしたいかを実行しながら、彼らが快適にプレーできる方法を考え出さなければならない」と語ったルーニー監督。ここからチームを立て直すことができるだろうか。


