Ataturk Chelsea Manchester CityGetty

CL決勝イギリス開催の可能性高まる…開催変更可否は11日までに結論か

チャンピオンズリーグ(CL)決勝がイギリスで開催される可能性が高まっている。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。

29日にトルコのイスタンブールにあるアタテュルク・スタジアムで開催予定のCLファイナル。2020-21シーズンを締めくくる大一番は、マンチェスター・シティとチェルシーによる2年ぶりのプレミアリーグ勢対決となった。

本来は昨シーズンのCL決勝の舞台だったアタテュルク・スタジアムだが、新型コロナウイルスの影響で今年に後ろ倒し。また、欧州サッカー連盟(UEFA)がサポーターの入場規制を緩和したことで、両クラブのサポーターの入場が見込まれていた。しかし、イギリス政府が渡航を規制する“レッドリスト”にトルコを加えたことで、同国での開催に暗雲が漂っている。

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すでにUEFAとイギリス政府、さらにイングランドサッカー協会(FA)がこの件に関して話し合いを行っていることが判明しており、イギリス政府としては、安全面の理由によりロンドンでCL決勝開催を支援することに前向きで、またマンチェスター・Cとチェルシーサポーターのスタジアム入場を後押しする考えを持つ様子。一方のUEFAは、ボリス・ジョンソン首相が欧州スーパーリーグ創設を痛烈に非難し、プレミアリーグ勢を動かす一因にもなったと考えており、イギリスにCL決勝の舞台を動かすことで義理を果たす可能性がある。

一方、2年連続でCL決勝の開催が見送られる可能性のあるトルコ側は、開催地の変更への失望をあらわにしており、近い将来に再びイスタンブールをホストに欧州クラブ一を決める大一番の開催を条件にしない限り、この変更を受け入れない考えを持つようだ。

なお、イギリスに開催国が変更される場合、ウェンブリー・スタジアム以外での開催は認められない様子。また、イングランドでは17日よりスタジアムに10000人もしくは収容人員25%のファンの入場が許可され、さらにCL決勝のみ20000人にスタンドでの観戦が認められる見込みだ。

なお、UEFA、イギリス政府、FAの三者は10日に話し合いを行っており、開催地変更可否の結論は11日までに出る見込みだ。

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