2025-26シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)は、いよいよ3月10日(日本時間11日未明)からラウンド16がスタートする。今季・欧州最強の16チームがビッグイヤーを目指す戦いが本格的に開幕を迎えるが、『GOAL』は元・日本代表にして人気解説者の安田理大氏に「ラウンド16進出チームから選ぶ今季のCLベストイレブン」を選出してもらった。
※インタビュアー=北條聡
※インタビュー実施日:3月3日
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■誰もが認めるGK
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▽GK
ジャンルイジ・ドンナルンマ(マンチェスター・シティ)
「以前までは失点に絡む印象もありましたが、今季はそれが少ない。そして圧倒的な体格を持っていて、驚異的なショットストップを見せるし、カバーエリアも広いですね。今季の活躍は誰もが認めると思いますよ」
■世界No.1SB、キャプテン、“マリーシア”?
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▽DF
アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)
ウィリアム・サリバ(アーセナル)
フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)
マルク・ククレジャ(チェルシー)
ウィリアム・サリバ
「今、世界最強と言っても過言ではないアーセナルでずっと試合に出続けていますし、能力面も世界トップレベル。同じようにベストイレブンを選ぶ時にほとんどの人がチョイスする選手だと思います」
フィルジル・ファン・ダイク
「個人的に僕が好きなので(笑)。もちろん、身体能力もビルドアップ能力も高いですし、セットプレーでも点を取れる。それに加えてキャプテンシーを発揮してくれる。このチームのキャプテンは彼を指名します」
アクラフ・ハキミ
「世界No.1のサイドバックと聞かれたら、大多数の人が『ハキミ』と答えるんじゃないですか? 守備の粘り強さもあるし、身体能力もあるし、前線でゴールを奪える。僕は大好きです」
マルク・ククレジャ
「対戦相手にいたら本当に“嫌な選手”だと思います。ずる賢さというか、いわゆる“マリーシア”を持つ選手。相手を苛つかせることができる選手ですね。(ラミン)ヤマルをシャットアウトしたりとか、守備の粘り強さもある。勝ち方を知っている選手ですね。あとはチェルシー全体の問題ですが、退場しないでほしい(笑)」
■圧倒的ポゼッション
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▽MF
ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン)
ペドリ(バルセロナ)
「ゲームメーカーとして個人的に大好きな2人。このメンバーで考えた時に『守備はどうするの?』と言われるかもしれませんが、守備はファン・ダイクとサリバ、ククレジャで守ってくれと(笑)」
「ヴィティーニャとペドリ、この2人で圧倒的にボールを支配してゴールを狙いに行くスタイルですね。相手にボールは渡しません」
■守備免除の3トップ?
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▽FW
ラミン・ヤマル(バルセロナ)
アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
キリアン・エンバペ(レアル・マドリー)
「ヤマルには右サイドに張ってもらって、ドリブルを仕掛け続けてほしい。エンバペも同じで、左サイドを攻略してほしい。はっきり言ってしまえば、この3人は守備をしないでいい。守備時にも高い位置にこの3人を残します」
「ハーランドは言わずもがなです。あれだけの体格があって、あのスピードを持つ選手は世界を探しても他にいない。ストライカーは彼ですね」
■絶対的な「推し」
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▽ストライカー~シャドー~ボランチ~リベロ?
ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)
「今まで『タイトルを取れていない』と言われ続けてましたが、バイエルンでやっと優勝を経験して、ここからタイトルを取りまくるんじゃないかなと。ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、DFBポカールの三冠を達成して、そのままワールドカップも優勝できるんじゃないかと思っています。それくらい充実している」
「彼のことをストライカーと考えている人が多いと思いますが、今のケインは“リベロ”ですよ。そう言ってもいいくらい、ピッチのあらゆるエリアで何でもこなします。中盤深い位置で守備もして、人一倍ハードワークする。おそらく今、世界で一番長距離パスが上手いのはケイン。全盛期のシャビ・アロンソのようなロングパスを両足で蹴ることができる。僕の推しですよ」
「ヴィティーニャとペドリのダブルボランチだと守備面の不安があるかと思いますが、ここにもケインがいるので。ケインは中盤で“ジェラード&ランパード”のような仕事もしてくれる。このチームの絶対的な中心です」
■まとめる指揮官は?
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▽監督
ヴァンサン・コンパニ(バイエルン・ミュンヘン)
「ジョゼップ・グアルディオラと迷いましたが、これだけのメンバーでもコンパニの言うことなら聞くかなと。他にミケル・アルテタが候補でしたが……エンバペとかマネジメントできるのかな、という不安があって。そういうことを考えると、コンパニの一択でした」

