セルティックのDF小林友希は、レンジャーズとの“オールドファーム”に先発出場したものの、厳しい評価を受けた。
セルティックは13日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズと“オールドファーム”で激突。すでに2年連続53度目の優勝を決めているセルティックは、5分にMFトッド・キャントウェルに先制点を奪われると、34分にはコーナーキックからジョン・サウターに決められて追加点を献上する難しい展開に。後半もペースを握られ、70分には後方でのミスを起点にファッション・サカラにトドメを刺されて3失点目を喫した。このまま試合は終了。今季6度目の“オールドファーム”にして、セルティックは0-3で初黒星となった。
今季チームの中心として活躍を続けてきたDFキャメロン・カーター=ヴィッカーズが離脱のため出場せず、代わって初めて“オールドファーム”でスタメン出場を飾った小林。だが、試合を通してなかなか安定感を出すことができず、2失点目となったセットプレーで競り負けるなど難しいパフォーマンスとなっていた。
『フットボール・スコットランド』は、そんな小林に先発メンバーではチーム最低の「4」と厳しい採点を付けた。「ダービーで厳しい指導を受けた」としつつ、「最初からスイッチが入っていないように見えた。2失点目の場面ではサウターに空中戦で敗れ、自身の力が及ばなかった」と指摘されている。
また『デイリーレコード』でも同様に「5」と厳しい評価となり、「日本人はセンターバックで出場し、難しい戦いを強いられた。厳しい洗礼を受けることになった」と悔しい結果になっている。


